私たちのカラダで、酵素(こうそ)ってどんな働きをしているの?
今日はそんなお話をしていきたいと思います。
私たちの体内には、もともと存在する酵素(潜在酵素)があるんですよ♪
その働きによって「消化酵素」と「代謝酵素」の2つに分けられます。
まずは消化酵素
食べたものを分解・消化・吸収するのに関わる酵素です。
中学の生物の授業で習ったこともある
アミラーゼ(炭水化物を分解)や
リパーゼ(脂質を分解)など、聞いたことありませんか?
余談ですが、唾液に含まれる酵素として、「アミちゃん(アミラーゼ)は口の中!(唾液)」と覚えるよう先生が言っていたのを、いま思い出しました(笑)
一方代謝酵素は
解毒・排泄をしたり、エネルギーを作り出したりするのに関わる酵素です。
例えば、お酒を飲んだときにアルコールを代謝して無毒化してくれるのも酵素の働きなんですよ。
ADH(アルコール脱水素酵素)やALDH2(2型アルデヒド脱水素酵素)などですね。
また、過剰発生が疲労や老化の原因につながる活性酸素。
これを抑えてくれるのもSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素です。
SODは、10年以上前は一般にはあまり認知されていませんでしたが、ここ数年はメディアでもよく取り上げられるようになりました。美容に関心のある方はご存じかもしれませんね。
この消化酵素と代謝酵素をまとめて潜在酵素といいます。
実は、わたしたちの体内で作られる酵素(潜在酵素)の量には限りがあると言われていて、年齢とともに減り続けていくんです。特に20代を過ぎたころから急激に!!
そして体のしくみは、消化が優先、次に代謝なのですが
現代社会は「食べすぎ」になりやすい環境なのが現実です。それは量だけではなくて、加工食品や食品添加物・トランス脂肪酸など…
消化吸収のための酵素(消化酵素)を無駄遣いさせてしまい、解毒や代謝の為の酵素(代謝酵素)が不足してしまいがち。
これらの要因+年齢を重ねていくと
「肌が気になりだした」「体型が変わった」「疲れやすい」と感じてくるのも当然かもしれませんね。
ちょっと難しい部分もあったかもしれませんが今日はここまで!次回は
毎日の生活で「酵素をうまく利用するためにはどんなことに気をつけたらいいのかな?」というのをお話していきますね。